【リートと確定申告】投資家が知っておきたい5つのポイント

J-REIT

どもJudyです♪

J-REIT(不動産投資信託)に投資している方の中には、「確定申告って必要なの?」と疑問を持つ方も多いはず

今回は、リートに関する確定申告の要・不要や注意点をわかりやすくまとめます


1. 確定申告が不要なケース

以下の条件に当てはまる場合、基本的に確定申告は不要です

  • 特定口座(源泉徴収あり)を利用している
  • 証券会社が自動的に税金(所得税・住民税)を差し引いてくれる
  • 他に申告するべき収入がない

このケースでは、原則として何もしなくてOK


2. 確定申告が必要なケース

以下の条件に当てはまる場合は、確定申告が必要になります

特定口座(源泉徴収なし)や一般口座を使っている

  • ご自身で利益・損失を計算して申告が必要

複数の証券会社で口座を持っている

  • A証券でリートに利益、B証券で株に損失など、損益通算したいときは確定申告が必要

損失繰越控除を使いたい

  • 含み損や年間損失が出た年に申告しておけば、翌年以降の利益と相殺できます(最長3年間有効)

3. 分配金の注意点

リートの分配金は、株式の配当とは少し違います

  • 分配金は「配当所得」ではなく、「利子所得に近い公社債等の扱い」となることが多い
  • 通常の株式と異なり、配当控除は適用されません

→ 年間取引報告書を確認し、正しい区分で申告しましょう


4. 確定申告に必要な書類

申告前に以下を準備しておきましょう

  • 年間取引報告書(証券会社から1月中旬〜2月初旬に発行)
  • 利用している口座の種類(特定 or 一般)
  • 損失繰越を行っている場合は前年の申告書の控え

e-Taxでの申告や、紙での申告いずれにも使用します


5. 住民税申告との関係

株式やリートの所得は、住民税にも影響します

副業をしている方などは、住民税を「申告不要制度」にすることで、給与以外の所得が会社にバレるリスクを減らすことも可能


まとめ:リートの確定申告チェック表

状況確定申告の必要性備考
特定口座(源泉徴収あり)不要損益通算や損失繰越を使いたいときは申告を
特定口座(源泉徴収なし)必要自分で計算して申告
一般口座必要利益や分配金を全て自己計算
損益通算・損失繰越必要他証券会社や年またぎで通算可能

**投資スタイルによって必要な申告内容は異なります**

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