貸株やめました|気づいた落とし穴と配当控除の罠

株式投資

どもJudyです♪

突然ですが、

貸株やめました

保有株をただ預けておくだけで、日々利息がもらえるという「お得感」があって始めたのですが——結論から言うとやめました

なぜやめたのか、実際に使ってわかったメリット・デメリット、そして見落としがちな税金面の注意点をまとめます

✅ 貸株とは?

「貸株」とは、保有する株式を証券会社に貸し出すことで、貸株金利(年率0.1~5%程度)を得られるサービスです

貸し出した株は、証券会社経由で空売りなどに利用されます

👍 貸株のメリット

  • 何もしなくても金利が入る
    → たとえば100万円分の株を貸し出せば、金利0.1%で年間1,000円の収益に。
  • 現物保有のまま使える
    → 売却したいときはすぐ売れる★保有スタンスはそのままでOK
  • 一部の証券会社では自動設定が可能
    → 楽天証券やSBI証券では、対象株を自動で貸し出す設定が可能

👎 貸株のデメリット

配当が「配当金」ではなく「配当相当金」になる

貸株中に配当権利日を迎えると、通常の配当金ではなく「配当金相当額」という形で支払われます★ここが非常に重要なポイントです

  • 配当金 → 株主に直接支払われ、配当控除が使える
  • 配当金相当額 → 貸株先から受け取る「雑所得」扱い★配当控除が使えない!

つまり、課税上不利になることがあるのです

特に以下の方は注意:

  • 所得税率が20%を超える方(課税所得が330万円超)
  • 配当収入が多い方(高配当株を多数保有)

特に所得税率が高い人ほど損をします

株主優待が受けられない可能性も

  • 一部の証券会社では「優待優先モード」などの設定で優待権利を確保できますが、完全ではありません

👉 **特に注意が必要なのは「長期保有特典つき優待」
たとえば、「1年以上継続保有の株主に追加で優待を進呈」といった制度では、名義が一時的に貸出先に移ることで
「継続保有とみなされなくなる」可能性があり

  • 長期保有が条件の優待を狙っている方には貸株は不向きです

💡 「仕組みを理解した上で使うべき」

貸株はうまく使えばちょっとしたお小遣い稼ぎになりますが、税金や株主権利の損失リスクも大きいです

金利につられて始めたけれど、「貸したり戻したり」が正直めんどうというのがずっと続けてきて行きついた結論です

🔚 結論

  • 管理が面倒なら、最初からやらない方がラク
  • 高金利の銘柄を短期で保有するなら貸株もアリ
  • でも長期保有+優待狙いの株には不向き

Judyは貸株をやめて長年感じていたストレスから少し解放されて、気持ちが楽になりました
お小遣いはほんの少し減ってしまいますが、その分、時間と心の余裕を取り戻せたとも感じています
「金利収入よりも、自分のペースで投資を続けられること」——それがいちばんのメリットかもしれませんね♫


コメント

タイトルとURLをコピーしました